オーストラリアから発信【世界旅行記】

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オーストラリアの不倫事情

投稿日: 2015年08月26日
カテゴリー:シドニーでの生活

 The Biggest Loserというアメリカ発ダイエット番組のオーストラリア版の新シリーズが始まるようで、至るところで広告を目にします。

 
 新シリーズの放送が始まるにあたり一番注目していたのが、お馴染みのフィトネストレーナー、ミッシェルとコマンドが今回も出演しているかということで、何しろこの二人、前回のシリーズ放送中に交際していることが発覚、今年に入ってミッシェルが妊娠を発表しているんです。

 ミッシェルは44歳、コマンドは39歳、ふたりとも初婚(といっても籍は入れておらず、いわゆる事実婚のようですが)ではなく、ふたりとも交際を公式に発表する直前に前パートナーとの関係に終止符を打ち、いや、絶対にそれ以前に色々あったよね、という状況でのスタートでした。

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 とくにコマンドは既に3人の子供のお父さんで、以前のパートナーとの関係を終了してミッシェルとの関係を公式にしたとき、下の息子は1歳半とかそれくらいの年齢だったよう。

 
 日本だったらかなり叩かれるだろうし、話題集めのためにちょっと共演させるだけならともかく、シリーズ通しての共演は視聴者や広告主から苦情が来たりで問題が多そうですが、宣伝内容を見る限りふたりとも何事もなかったように出演しているようです。

オーストラリアの不倫に対する意識

 もちろん彼らのゴシップも騒がれ、一時期はミッシェルの家の前にパパラッチが泊まりこみで見張っていたりもしたよう。

 不倫は歓迎されてはいないし、もし発覚すれば信頼や評判はガタ落ちします。

 
 しかし日本と一番違うのは、不倫が原因で離婚になった場合、法的に請求できる慰謝料というものが一般的ではなく、親権に関してもどちらかが持つものではなくあくまで両者に育てる義務があることです。

 
 慰謝料に関しては、配偶者に対しては前例がないこともないようですが、配偶者の不倫相手に対しての請求は出来ないよう。

 配偶者に対しての請求に関しても、裁判沙汰にしてがっつりもらってやろう、というよりは、財産を分けるときの話し合いで多少多めにもらうくらいのほうが現実的みたいです。

 
 オーストラリアの離婚相談サイトにて、こんな回答を見つけました。

 
Q: I have just found out that my husband has been cheating on me for years. Will the law punish him for that? What are my rights?

A:Generally no. The Family Law Act is “no fault legislation.” The law does not take a moral view as to what each party should or should not do. If, however, your husband’s actions have diminished your assets then the law may take that into account in dividing the assets between you.

出典:i-dont.com.au

 
 夫が数年に渡って不倫をしているようだけれど、法的措置はとれるか?という質問に対し、通常は難しい、という回答で、その理由として、オーストラリアの家族に関する法律の中にあるNo Fault Principle (責任不問の原則)に則り、離婚の責任の所在を問題としないことが挙げられています。

 例外として、夫の行動によって妻の財産が減った場合は、財産分与に影響があるかもしれないとのこと。

 
 他の国に比べて離婚率が非常に高いオーストラリア、フレンドリーで親しみやすい印象を持たれていますが、個人主義な一面も見られます。

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